一般社団法人日本アイスマニア協会

マニアによるレビュー

みかん氷 フタバ食品

2014年07月14日| カテゴリ:

アイス評論家のアイスマン福留です。

今回ご紹介するのは、フタバのみかん氷。セブンイレブン限定の商品です。

フタバ「みかん氷」。ネーミングがいいですね!シンプルでわかりやすい。

FUTABAは、輪切りレモンを乗せたかき氷「サクレレモン」を代表とする人気カップかき氷「サクレシリーズ」で有名なブランドで、サクレの他にも、三色トリノ、里の栗、チョコバナナ、袋入りかき氷など、馴染み深い商品がたくさん発売されています。

カップ&蓋は、オレンジ、黄色、グリーンなど、みかんカラーのカラーデザイン。

中身が見える(曇っていて見えませんが…)半透明の蓋。

フタバ食品 みかん氷

 

カップの蓋は、立体的で丸みがあり可愛らしい。

よく見ると、みかんの皮のつぶつぶ模様まで再現されています。芸が細かい!

フタバ食品 みかん氷

 

たっぷり食べられるビックサイズ。240ml。

サクレシリーズ(200ml)も、かなり大きなサイズですが、さらにそれを超える大きさ。

フタバ食品 みかん氷

 

フタを開けると、みかんの果肉が天面にズラリ。

シロップ漬けのみかんは、見ただけで懐かしさを感じます。

最近はデザートも増え、みかんの缶詰を食べる機会って昔に比べると圧倒的に減りましたからね…。

フタバ食品 みかん氷

 

果汁・果肉28%。

冷凍庫から取り出してから、少し時間(10~15分程度)を置いた方がふんわりとしていい感じになります。

フタバ食品 みかん氷

 

ふわふわとしたやさしい食感のかき氷!甘酸っぱくて爽やかなおいしさ。

程よい甘みと酸味に、思わず「これこれ!」と叫びたくなる。

新しいのになつかしい…そんな味わいです。

シャリシャリとした食感のみかん果肉をかき氷としっかりと混ぜ合わせることで最後までバランス良くおいしさを楽しめる。間違っても、最初にトッピングのみかんだけを食べないように!

最後の方は、溶けた氷をサラサラ飲む。これこそカップかき氷の醍醐味。

これ、きっと牛乳やヨーグルトを混ぜてもおいしいと思います。

フタバ食品 みかん氷

 

種別は氷菓。製造はカップかき氷のプロフェッショナル。栃木、宇都宮のフタバ食品株式会社。

たっぷり容量ですが、氷菓なのでカロリーも低め。1カップ食べても113kcal。

フタバ食品 みかん氷

 

みかん氷。シンプルでインパクトのある名前に負けない味です。

こちら、横浜スタジアム名物である「みかん氷」をヒントにしたんですかね。

ちょっと、ハマってしまうおいしさです。

冷凍みかんのような、みかんの缶詰のような…

これは子供からお年寄りまで、幅広く支持される味だと思います。

カロリーも低いので安心して食べられますね。

食べていない方は是非一度。

お近くのセブンイレブンを探してみてください。

ポイント

NOSPA(濃厚かさっぱりか)
★★☆☆☆
BODY(ボディ感・ねっとり感)
★☆☆☆☆
MOGLITY(具材感・食感)
★★★★★
TAPLLE(量・ボリューム感)
★★★★★
OIKLAR(価格帯)
★★☆☆☆
ANAAKY(大穴感・奇抜さ)
★★★☆☆
NOSPA(濃厚かさっぱりか)
濃厚orさっぱりした舌触りかを5段階で表現
BODY(ボディ感・ねっとり感)
口に運んだときの食感を5段階で表現。ホイップのようにフワフワなアイスか、ボディ感のあるアイスかどうかチェックしてみましょう♪
MOGLITY(具材感・食感)
具の量を5段階で表現。アイス以外の具が入っているかどうか。
TAPLLE(量・ボリューム感)
商品自体の量を5段階で表現
OIKLAR(価格帯)
★:100円以下、★★:101円~300円、★★★:301円~500円、★★★★:501円~1000円、★★★★★:1000円以上
ANAAKY(大穴感・奇抜さ)
定番~個性的な商品を5段階で表現

アイスマン福留

(社)日本アイスマニア協会 会長兼理事長。2010年、情報サイト「コンビニアイスマニア」を開設。2011年4月より「コンビニアイス評論家」として活動。コンビニアイスを中心に年間約1,000種類のアイスを食べている。業界専門紙『アイスクリーム流通新聞』にてコラム連載中。趣味はアイスの歴史研究とパッケージ収集。メディア出演多数。人並み以上にお腹が弱く毎日お腹を壊している。

日本アイスマニア協会 に関するツイート